研究助成事業

「奨励研究助成」 募集要項

奨励研究助成(印刷用)

説明会はこちらから

1. 本助成の趣旨

 本助成は、将来、国際的に活躍する可能性を秘めた、優秀で志の高い若手研究者を対象とした助成制度です。自然科学から人文/社会科学にわたる「食と健康」の分野において、独創的・先端的な研究に専念する優れた若手研究者を助成します。

2. 本助成の特徴

  • (1)当財団の助成研究領域の多様性を考慮して、助成金額は上限300万円まで(少額でも可)とし、研究期間については1年間から3年間まで選択可能です。
  • (2)自然科学、人文/社会科学の広域科学分野からの応募が可能です。
  • (3)助成終了後も、当助成研究課題における論文作成、掲載、発表等にかかる費用についての付加的支援を行います。

3. 助成件数・助成金額・研究期間・対象年齢

 2024年度より「奨励研究助成」に3区分の応募枠を設定しています。

奨励研究助成
【1】自然科学
基礎研究
【2】自然科学
応用・実装研究
【3】人文/社会科学
研究
助成件数 40件程度
一件あたりの
助成金額
上限300万円
  • ※申請時の希望金額 = 助成金額 となります。
  • ※10万円単位で申請してください。少額での申請も可能です。
研究期間 1年から3年まで選択可能
対象年齢 原則45歳以下(4/1時点)

4. 助成対象分野

申請入力フォームから、対象分野番号、サブカテゴリー(1つ選択)、キィワードの入力(任意)をお願いします。

自然科学研究分野

1 食の生産から食卓まで (食に関するSDGs課題)

〈サブカテゴリー〉

#生産・製造・加工 #流通・保存・備蓄 #調理 #廃棄・再活用 #食の安全性・衛生
#次世代の食資源開発 #食料の安定確保 #フードテック・アグリテック #バイオ生産

2 食を味わう/楽しむ (食によるQOL向上)

〈サブカテゴリー〉

#食と五感・知覚・感性等 #食素材・風味・テクスチャー #調理と加工 #食の嗜好性・評価
#咀嚼・嚥下 #高齢者食・介護食 #ウェアラブルデバイス開発

3 食と生命 (食による疾病予防、健康増進、ウェルビーイング)

〈サブカテゴリー〉

#食と栄養 #機能性食品 #栄養疫学 #生活習慣病 #口腔環境・疾病予防
#腸内環境・脳腸関連 #アレルギー・免疫疾患 #加齢・老化 #食習慣・食行動

4 食と健康を支える情報科学

〈サブカテゴリー〉

#バイオインフォマティクス #ゲノム情報処理 #バイオデータベース #食品工学
#健康エビデンスデータ解析 #食の数理・データサイエンス #ウェアラブルデバイス活用

人文/社会科学研究分野

5 食文化研究

〈サブカテゴリー〉

#食文化 #文化人類学・社会人類学 #民族学・民俗学 #考古学 #文献学 #社会学 #地理学

6 食に関する経済・政策研究

〈サブカテゴリー〉

#経済論・政策論 #流通論・フードシステム論 #経済史・産業史等 #マーケティングリサーチ
#消費者行動 #フードサービス #フードマネジメント #飢餓・貧困・食糧対策 #環境システム
#フェアトレード #地域振興

7 食と生活についてのリサーチ・分析等

〈サブカテゴリー〉

#ライフスタイル #コミュニティ #食の心理学・認知科学 #食教育 #食行動・食習慣
#食情報 #生活環境

その他

8 1~7の分野横断的研究

〈サブカテゴリー〉はありません。キィワードのみ入力してください。

5. 応募資格

  • (1)本年4月1日時点で原則45歳以下の方。国籍は問いませんが、本人が日本語で申請書を記載できる方。
    • 出産や育休など、やむを得ぬ事情で研究を中断した期間がある場合は、「申請概要」内 「申請者の略歴」に記載してください(任意)。
  • (2)申請時点で、国内の大学・短期大学・高等専門学校および公的研究機関(以下、「所属機関」)に所属する研究者で、助成期間中は所属研究機関において助成金の機関管理を受け、かつ国内で本人が課題研究を行える方。(修士号取得者で研究職に就いている方は応募可ですが、提出時点で博士課程在籍中など、研究職に就いていない方は応募できません)
  • (3)助成申請にあたり、所属機関長(学部長・研究科長・研究所長等)の承認を得られる方。
  • (4)科研費等の大型助成を申請時点で受けている場合、研究課題名の重複や、エフォート管理上、研究費の過度の集中が認められるときには、不採択となることがあります。
  • (5)当助成の課題研究については、成果の公表(論文発表や学会等での口頭発表)が可能な研究としてください。(企業との共同研究等で研究成果が非公表となる課題については認めていません)
  • (6)当財団の助成(「研究者育成助成(申請者本人・育成支援教員)」「奨励研究助成」)について、重複しての応募または助成を受けることはできません。
  • (7)当財団助成を助成中の研究者である場合、再申請については、助成期間終了後に行ってください。

 なお、2024年12月12日(木)の贈呈式には、病気や海外出張中等やむを得ない事情を除いて、申請者本人に必ず出席していただきます。

6. 応募方法

 申請書類の郵送は不要です。Web上でのみ申請手続きを行ってください。

  • (1)Web申請
    ロッテ財団ホームページ>「研究助成事業」>「公募情報」>「申請方法」より、手順に従って登録・基本情報の入力、及び申請書類のアップロードを行ってください。
    「申請方法」 ⇒ https://grant.lottefoundation.jp/login/about_app.html
  • (2)アップロード書類一覧  注)今年度より申請書の書式が変更となっています。
    ▶「申請概要」 1ページにまとめてください。
    ▶︎「申請書詳細」  全体で必ず6ページ以内に収めてください。
    ▶︎「予算書」
    ▶︎ 論文 2報まで(「申請書詳細」〔2〕業績リストの1.原著論文の内①、②のもの)
  • (3)申請書類記入上の留意点
    • ①申請書類は日本語で本人が記入してください。
    • ②申請書類の記入方法については、書類上に記載の注意事項を必ずご確認ください。
  • ※募集締め切り後の申請書類記載内容の変更および論文の差し替え等はできません。

7. 応募締め切り

 2024年5月24日(金)12時(正午)までWebでの登録完了のこと

8. 選考日程・結果通知

  • (1)2024年8月22日(木)開催の選考委員会にて書面審査を行い、10月4日(金)開催予定の理事会において助成対象者が承認されます。
  • (2)合否結果については、10月7日(月)以降にメールまたは文書で通知します。
    なお、採否の理由についての照会には回答いたしかねます。

9. 助成金の使途

 助成金の使途は、原則助成対象者本人のみ使用可であり、課題研究に直接必要な経費とします(設備備品類、消耗品費、旅費等)。
また、以下の費用は対象外とします。

  • 建物等の施設に関する経費(直接経費により購入した物品を導入することにより必要となる軽微な据付等のための経費を除く)
  • 助成期間中に発生した事故・災害の処理のための経費
  • 助成対象者本人への人件費・謝金
  • 助成対象者が所属する組織のオーバーヘッド(間接経費)

10. 助成金の贈呈

  • (1)贈呈式
    2024年12月12日(木)に実施の贈呈式には、助成対象者本人に出席していただきます。
  • (2)助成金振込時期・振込先
    2025年3月末までに、受入研究機関の指定口座に振込みます。助成対象者の個人口座への振込はできません。
    なお、助成開始手続きにおける「寄附申込書」の書式については、当財団所定の書式をご使用頂くようお願いしております。

11. 助成決定後の遵守事項

 助成決定後、助成対象者には、主に以下の事項を遵守していただきます。

  • 研究計画書および予算書に基づく研究活動
  • 年次報告書および最終研究報告書の期限内提出

12. 個人情報の取扱いに関する事項

  • (1)当財団の研究助成への応募にかかわる全ての個人情報は、選考に関する手続き(審査および当財団からの連絡)のみに使用します。
  • (2)助成決定後、当財団に「個人情報の取扱いに関する同意書」を提出し、併せて主として当財団の刊行物とホームページ等に以下の情報を公開することに同意していただきます。
    ①助成対象者の氏名、所属機関名、職位、顔写真
    ②研究課題名
    ③申請研究の内容
    ④研究期間
    ⑤助成金額
    ⑥研究成果報告
    ⑦財団主催の行事に参加した際、財団で撮影した写真

13. 申請に関する問い合わせ先

  • ※電話でのお問い合わせは受け付けていません。必ず文面に所属機関、ご氏名、メールアドレスを記載し、メールでお願いします。
  • ※お問い合わせの前に、ホームページ上の「申請FAQ」をご確認ください。

公益財団法人ロッテ財団 研究助成担当 宛